誰と何をどうやって食べるか

EAT LOVE FACTORY とは、宮川 園が率いる食べる事が大好きな3人組みの活動で、

食事という誰もが行う行為に集中し、特別なものに仕立てる。

旬の食材はもちろん、季節ごとのテーマや、やりたいこと、食べたいものを、

美味しく楽しく共有したい!と言うのが一番の目的。

 

宮川園が別府で学んだ外のコミュニティ、それは、共同温泉や、湯治場、貸間、常連の集う飲食店、

そして築100年を越える建物など。

そこには、街ごと集合住宅のような暖かさがあり、道路は廊下、お店はリビング、温泉はお風呂、

至る所が小さな庭など、他人がすぐに介入してくる。そこに居心地の良さを覚えた。

 

別府には、お洒落な外観ファサード、新しい建築などはなく、

街の記憶、そこに住む人々や訪れる人々の記憶自体が、

建築なのだと感じた。それでいいし、そんな世界があった方がいいと思う。

 

だから、建築を学んでいた私は別府で気付き、屋根や壁がなくても、

人が集い、行為が現れる装置を作れば、場所になると考え、

キッチンガーデン Kitchen Garden を制作した。

食べられる植物を育て、そこで料理し、食べる。

人の手を借り、他者がいないと完成しない。だから人が集まり場所になる。

 

そんな建築が食卓に変わった。

食と植物、育てる、料理する、食べるがテーマは変わらない。

 

見知らぬ者同士が、食から始まる会話の種をたくさんばら蒔いて、

元気玉も愛情もたくさんばら蒔いて、たくさんの食卓を作って行きたいと思う。

 

宮川 園

 


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